築10年このもやもやは何だろう

生活とお金のコト

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こんちはカサゴです。

私達は10年前に家を私が勤めているハウスメーカーで土地から買って家を建てました。

当時は結婚したばかり、子無し、30歳と26歳共働きで世帯年収850万円ほど

イきりMAXで「オシャレな家が建てたい!!」

と言う感じでした。

で、4850万円の住宅ローン+自己資金350万円で

総額5200万円

の自宅を新築しました。(10年前の当時の岡山ではかなり高い総額)

そして10年。家族が2人→5人になりました。

そして色々ともやもやしているわけです。

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心穏やかに暮らしたいが現実は厳しい

オシャレな家で心豊かに穏やかに暮らす。そんな毎日を思い描いていました。

広いオシャレなLDKでゆっくりコーヒー飲みながら、読書とか。

休日は友達や家族とBBQとか

そんなことを考えながら30歳のピーピー夫婦は住まいづくりを考えていたわけです。

共働きは毎日がタイムアタック

10年たち、家族が5人。子供は3人になりました。

もう、目が回るほど忙しいです。

ゆっくりする暇なんてありません。ゆっくりコーヒーを飲んで読書どころか、立コーヒーの立ち食い飯

共働きの家はどこもそうだと思いますが、神経すり減らすタイムアタックが日々行われます。

時間があれば寝たい

休みの日にBBQはやりましたよ。

新築して2年くらい

今はと言うと、そんな時間があれば寝たい。

休みの日は可能な限りめんどくさいコトは避けて、仕事のある時にできていない

家の片付けをしてます。

それでもお昼ご飯を食べた後は昼寝してます。

この時間がもー最高!!至福の時間。

BBQ道具はイワタニのやきまる君にとって代わりました。

これは神アイテムだった。

家で炭に火を起こして、虫を撃退し、大量に洗い物を発生させ、更に暑い外でBBQをする。

うん。今ではそんな時間があれば寝たい。家族BBQ<昼寝

40歳を迎えて年齢もあるかと思いますが、

BBQとかは向き不向きがあると思います。

みんなが皆好き好んでやるものではないと思います。

片付いた部屋にしたいが、必要最低限が限界

オシャレな空間の絶対原則が

無駄なモノがなく、整理整頓されていること

これはもー平日は無理です。必要最低限、精神が崩壊しない様にキッチンと洗濯物を捌くのが精一杯です。

やりましたよ、断捨離、整頓術、家事楽家電、魔法の収納

でも、要るものは要るし、子供の個性もあるし、日常生活をしていれば見栄えが悪かろうが出しておいた方が便利なことは山ほどあります。だって毎日使うんですから。

雑誌、インスタ、モデルハウスとは違う現実の生活があります。

オシャレな家は必要だったのか?

今、インターネット上には無数のオシャレな家の知識や画像があります。

お客様も建築知識、インテリアの知識をしっかりお持ちです。

もはや「オシャレじゃないと家ではない」そんな発信をされる方もいらっしゃいます。

私も最初はそう思ってました。

無垢の床材、オシャレな設備、関節照明、アクセントタイル、モールディング、つくり付けの造作家具

後悔はしていません。ただ、今絶対必要かと言われると絶対ではないです。

この様なオシャレなアイテムは値段が高いのです。

それなのに子育て中に痛んでいきます。もうこれは仕方がない。

今ならもう少しかしこい選択をしていると思います。

年収1000万円前後の20代・30代がはまる罠

所得があると言う勘違い

結婚したて、子無し夫婦の私達の当時の世帯年収は850万円ほどでした。

正直に言うと「所得あるぜ~!!」と思っていました。だって、世間の平均所得の中央値が

400万円ぐらいなので倍はあるなと。

おそらく世の中の若い共働き夫婦はそんなコト考えるんじゃないですかね?

今はググればなんでも分かるし。

で、実際に2人ならお金に余裕があるんですよね。

そんなこんなで5000万くらいの借入ならなんとでもなると思ってました。

なので家計簿も付けずに夫婦財布別で適当にやってきたのです。

おかしいと思い始めたのは38歳を超えたころ。子どもが小学校上がってきてからです。

貯金がなかなか貯まらない。大丈夫かこれ??で、家計簿をつけたわけです。

家計簿をつけると月々マイナス

はい。月々マイナスです。

ただ完全マイナスではなく、ボーナスでカバーしてる感じ。

毎月、給料が入ってくるのでギリギリでキャッシュフローが回っている。

ただ個人的には贅沢をしている感覚はありません

「これぐらい大丈夫だろう」と言う感覚でお金を使う。それが実は大丈夫じゃなかった話です。

年収1000万円ぐらいあれば、住宅ローンがあっても普通に生活していればお金が貯まるだろうと思ってました。

これが大きな勘違い。でも、案外そんな世帯多いのではと思っています。

家を建てると決めた時から家計簿を付けること、節約、家計改善が必要だったんです。

住宅ローン組んで、家計簿無しで問題ないのは

・金持ち(現金で買おうと思えば買える)

・年収2000万円以上の世帯

・もとから節約好きの人

だけだと思います。

家の本質の半分は自己承認欲求

これは私の持論ですが、

家の本質のほとんどは自慢だと思っています。

世界中の住まいが昔から権力の象徴だし、時代が下れば下の身分の人は上の人の身分の家の真似をして暮らしています。(武家が最高権力を手にしたとたんに貴族の真似をする。農家や商人が武家の真似をする。)

外観、建てるメーカー、間取り、建てる地名、性能、設備、インテリア・・・

人それぞれで何かしら自慢したい気持ちを持って家を建てるのだと思います。

その本質が住宅会社のマーケティングでうまく利用されているそんな感じなのではないでしょうか。

特に結婚したての20代・30代はこの自己承認欲求が強い様に思います。私もそうでした。

ただこの欲求は、歳を重ねて色々な経験が増えると薄れて行くような感じはします。

今まで自分にばかり向かっていたお金や時間が、家族や他のものに向かっていくからかもしれません。

終わったことはしかたない。これから頑張ること。諦めること。


終わったことは仕方ありません。後悔もしていません。

ただ前向きに頑張ってやれることをやる。諦めることは諦める。

こんな感じです。

いつか時間的にも金銭的にも余裕のある豊かな時間と暮らしが手に入ると信じて頑張ります。

私と同じ様なもやもやを抱えている方の参考になれば嬉しいです。長文最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

カサゴ

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